tanakaの部屋

食べたもの、行った場所について

安堵とほんの少しの罪悪感

突然ですが、仕事を辞めました。

正確に言えば、「辞めさせられた」、でしょうか。

ただ私にも限界が来ていたのも事実だったので、私は逃げ出すようにして、そして追われるようにして職場を去ったのです。去らざるを得なかったのです。

 

そして仕事を辞めて2日か3日たった頃、私は「元」が前方に付くようになってしまった同僚さんと旅行に行ってきました。

これは突破的に決まったものではなく、半年くらい前、つまり仕事を辞める前から「この時に夏休みを取って旅行に行こう」と計画していたものでした(私の「元」職場は、6月から12月までの間に6日間、夏休みを取らなければならないのです)。

 

旅先は私の大好きなディズニーリゾートと、初めて訪れる箱根の地。

ここでは箱根での思い出話をちらほらと。

 

f:id:jan_28_tanaka:20191218193645j:image

 

宿に選んだのは芦ノ湖の側にある、「箱根・芦ノ湖 はなをり」さん。

箱根・芦ノ湖のホテル・旅館なら、箱根・芦ノ湖 はなをり【公式】

 


f:id:jan_28_tanaka:20191218193903j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218193915j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218193907j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218193911j:image

まずはロビーのお写真をどどんどん。

芦ノ湖を臨む、大きな窓。ふかふかのソファ。

このようなお宿は初めてだったので興奮しちゃいますね。ふふふ。

 


f:id:jan_28_tanaka:20191218194449j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218194226j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218194229j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218194221j:image

 

続いて足湯コーナー。

12月の箱根は寒いですけど、春先なんかは気持ちよく足湯に浸かりながら、ぬぼ〜っと芦ノ湖を眺めれるでしょうね。

またこちらの水盆はインスタ映えでも有名ですね。私は外観だけ撮りましたが。

 


f:id:jan_28_tanaka:20191218194721j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218194726j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218194752j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218194957j:image

 

お部屋はこんな感じ。

私たちは湖畔側のお部屋だったので、きれいな景色を独占できました。ちなみに4枚目の写真は夕方頃のものです。

 


f:id:jan_28_tanaka:20191218195156j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218195201j:image

 

荷物を置き、浴衣に着替えたら、さあ出陣。

そう、待ちに待ったお夕飯の時間です。

はなをりさんは朝夕食共にビュッフェ形式です。

まず、渡された竹籠に好きな前菜を8品選べます。特に柿とクリームチーズのなんとか(…)が美味しく、2つ食べちゃいました。

また、その日の肉料理と魚料理は人数分を注文すると係の方が座席まで運んで来てくれます。お肉は柔らかいし、お魚は味がしゅんでるしで美味しかったな〜。

ご飯もデザートもたっぷり食べ、お酒もほんの少し飲み、ほろ酔い気分でお部屋へ戻りました。

 

そしてふたりで酔いを覚ましたあとは温泉へ向かいます。思ったよりも混んでなくて、伸び伸び過ごすことができました。

翌朝5時から入浴可能だったので、ベッドから離れようとしない元同僚さんを放置し、ひとりで朝風呂にも入っちゃいました。

 


f:id:jan_28_tanaka:20191218195701j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218195658j:image

 

その温泉の近くにあるのが、この可愛い暖簾と標識。お風呂上がりにはここでマミーを買い、ぐいっとそれを呷りました。

 


f:id:jan_28_tanaka:20191218195216j:image

f:id:jan_28_tanaka:20191218195213j:image

 

もちろん朝ご飯も、もりもり食べました。

写真に載ってないものだと、焼き立てのクロワッサンやパンケーキが美味しかったなあ。本当にいくらでも食べちゃえるぐらいだったので、ずっと食べてました。

 

旅行の最中、楽しかったなあ、楽しいなあ、と思いながらも、頭を過ぎるのは「仕事を辞めてしまった」という現実。

毎朝職場に向かうのが憂鬱で、線路に飛び込んでしまいたい、事故に遭いたいという気持ちを押し殺してホームに立っていました。

しかし仕事を辞めたいま、止めどなく溢れるのは「もっと頑張れたんじゃないか」、「なんで逃げてしまったんだろう」という想いたち。

先輩は誰ひとりとして私を虐めなかったし、同期との仲も良好でした。後輩もいい子たちばかりで。本当に恵まれた環境でした。

 

それなのに、私は逃げ出してしまった。

 

そのことに対する後ろめたさがいつまでも影のように私の後ろをついてくる。ひたひたと、まるで従順な従者のように。

職場の最寄駅に立つといまでも苦しい。ざわざわします。でもそれってきっと、逃げ出したことへの罪悪感を苗床に発生したんでしょうね。

あんなにいい環境だったのに。おまえが頑張らなかったせいで。周りに迷惑ばかりかけやがって、と。

私はこの罪悪感から解放されることはないんだろうなって思います。自業自得ではありますが。

 

とにかく私は次の職場を探さなければならなくなりました。

おそらくこれまでと同じ業種には就けないでしょう。

初心者として、またイチから努力せねばならないのです。今度こそは、絶対に、必ず。

 

箱根・芦ノ湖 はなをり

〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根 桃源台 160